めっくろぐ

mechlog - メモ帳

大型二種 教習1日目

 

入校

高速バスで現地入り.

f:id:mechlog:20170810163121j:plain

日野セレガ.

ドライバモニタリング機能や緊急自動ブレーキなどが付いた最近のモデル.

数時間後には,これとほぼ同じものを自分で運転するのか,と思い,緊張.

着くと,さっそく手続きなどが待っています.

さすが夏休みとあって,普通免許を取りに来ているらしき若者が大勢います.

二種免許も,今日の入校者は7~8人はいました.

入校説明で教習原簿が配られたのですが,私の原簿だけ遅れて出来上がってきました

「変わった免許の取り方」をしていた為に,手間取ったとのこと.

ところどころ訂正印が押してありました.お手数をお掛け致します.

 

基本操作・外周・右左折

大特二種持ちの私は学科免除となるので,

入校説明のあと,さっそく1限目の実車です.

普通車と同じように,この教習にも第一段階と第二段階があり,

第一段階は所内での練習になります.

f:id:mechlog:20170810163355j:plain

改めて目の前にすると,大きい...

まずは,エンジン始動方法など,基本的なことから教わります.

バスのフロント部分には,ドア操作用のスイッチがあり,

f:id:mechlog:20170811214732j:plain

ここを操作して,自動ドアを動かす圧縮空気が抜き,手でドアを開けて乗り込みます.

f:id:mechlog:20170810163735j:plain

乗り込んだら車内のドアコックを操作することで,再び圧縮空気が入り,自動ドアが作動するようになります.

f:id:mechlog:20170811214749j:plain

エンジン始動は,バッテリースイッチを引いてONにした後に,エンジンキーを回します.

f:id:mechlog:20170811215612j:plain

指導員のお手本走行の後,いよいよ運転です.

この大きさの車体感覚,慣れるのにはかなり時間がかかりそうです.

外周を,左へ右へとグルグル回るだけですが,カーブでのハンドル操作がなかなか難しい.
指導員曰く,「大型車はミラーなしでは運転できない.白線とタイヤとの間隔を見ながら調節して」とのこと.

f:id:mechlog:20170811215746j:plain

後輪のちょっと手前あたりに,路肩灯がついています.

f:id:mechlog:20170811215703j:plain

ミラー越しに見ると,この真下あたりに後輪の接地面がくるように見えます.

これを目標にカーブと後輪の位置を合わせていきます.

 

休憩を挟んで2限目も,外周を中心に車体感覚を掴む練習.

外周カーブを曲がるのも一苦労です.

先ほどの指導員には,内側後輪をミラーで見ながら,タイヤと白線の感覚が常に一定になるようにハンドルを切っていくようにと言われていましたが,

今回の指導員には,外側と内側の両方の後輪を交互に見て,車線の中央に車両が来るようにやってみて,と言われました.

この方が私にはやりやすく感じました.

あと,私の癖として,意味もなくクラッチを切ってしまうことがあるのと,

右折時にいつも,左手がハンドルから離れて送りハンドルになってしまうことを指摘されました.

重量が大きい大型車は,基本的にエンジンブレーキを使って車両を止めます.スピードが出ている時にクラッチを切ると,エンジンブレーキが効かなくなってしまい,危険です.これは府中の試験官にも指摘されました.

後者については,まったく無意識にやっていました…きっと普通車の運転でもそうなっているのでしょう.

そのほか,歩道の目印にバスの中扉を合わせて止まる発着点停車や,次の教習項目の先取りで,踏切,坂道発進もやらせてもらえました.

このあたりは難なくクリア.普通車と同じです.

いい感じにできているので,これからも頑張ってとのこと.けん引のときなどに苦労した甲斐もあってか,想定していたよりは早く慣れてきたと思います.

自分の操作で,大きなディーゼルエンジンが唸る,この感覚は病みつきになりそうです.