MATLABのService End Date
昨夏、自習用に MATLAB and Simulink Student Suite 2015b を購入した。
ところが、Mathworks社のアカウントページでライセンスを見てみると、"Service End Date" という怪しげな文字が。
たった1年間で使えなくなってしまうのか? 1万円も出したのに。
そしてその1年後の先日、期限切れをむかえた。
結論としては、MATLABを動かすこと自体は可能だった。
しかし幾つか制約がついた。
"Service End Data" は、それ以降、新たなサービスを入手できなくなる期限、ということらしい。
まず、今後リリースされる新バージョンの入手はできない。
私のMATLABの有効期限は2016年8月31日だったので、それ以前にリリースされている MATLAB 2016a までは入手できるが、
今秋リリース予定の MATLAB 2016b 以降の入手はできない。
有効期限以前にリリースされたバージョンを、期限切れ後に際ダウンロードすることは可能である。これは実際に確認できた。
さらに、Toolboxの追加購入が不可能になってしまった。
Toolboxを購入しようとすると、
ソフトウェア保守サービスの更新を求められる。
この保守サービスの更新、お値段は5990円(おそらく税抜き)。
アカウントページの、該当ライセンスを選択すると、期限切れの場合、保守サービス更新パッケージの購入欄が表示される。そこから、Toolboxなどを購入するときと同じように、クレジットカードを使ってオンライン購入できる。
購入後は、保守サービスを1年間延長され、以前と同じように使用できるようになるようだ。
以下のような複数年パックも見つけたが、手間が省けるというだけでお得になるわけではないようだ。
実は、以前から購入しようか迷っていたToolboxがあったのだが、うだうだしている間に上のような状態になってしまったのである。
もっと早く買っておけばよかったと後悔している。